ミルグレービングされた、流れるようなプラチナワークにセッティングされたダイヤモンドが全体にちりばめられ、花や葉枝のデザインの気品に満ち溢れたこの作品は、アール・ヌーボーの流れるような曲線のデザインと、18世紀の新古典主義のガーランドスタイルが旨く融合した作品といえるでしょう。
こういった作品にサファイヤが使われるのも比較的珍しいのですが、このサファイヤも本当に美しいカラーで、この作品をより高級感あるものにしています。

1910年頃

イギリス or フランス