パール&ダイヤモンド リング
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直径7mm余りのオールドマインアントカットダイヤモンドとナチュラルパールを並べた19世紀、フランスの作品です。
このいかにも初期のブリリアンカットといったダイヤモンドが、アンティークジュエリーファンにはたまらない魅力です。
キューレットにある面や、パビリオンのカット面のうっすら見える白いエッジライン。そして、高さがあるクラウン部分を横から眺めた時の形状等々、見ていてとても楽しいダイヤモンドのカットです。
この位の大きさがあるダイヤモンドなので、そう言ったところが肉眼で見えるのがいいんです。
それにこのダイヤモンドは、ルーペで覗いてもほとんどインクルージョンが見当たりませんし、輝きも強く、とても良質のダイヤモンドです。
そしてその横に座っている神々しいパール。ダイヤモンドに引けを取らない一粒のナチュラルパールの光。
お互いを認め合っている気高き輝きを感じます。
ショルダー部分はシルバーにセッティングされたローズカットダイヤモンドで表現された花の装飾。
ここはリングとは別に作り、ショルダーの2本のラインの間にピタリと合わせてはめ込むといった今では有り得ない精巧なもので、"僅かなものを表現するこだわり" を感じさせる部分です。
女性的でありながら気高き強さも併せ持ったリング。
それが19世紀における貴族社会から生まれたジュエリーの魅力です。
是非、実物を手に取ってご覧頂きたいリングです。
- 年代:
- 制作年代:
- 19世紀中期
- 国:
- フランス
- サイズ:
- #15(変更可能)
- 素材:
- ゴールド、シルバー、パール、ダイヤモンド(およそ1.2ct)
- 価格:
- SOLD